2016年11月26日

水俣病の方に施術をさせていただきました。

春に熊本、大分に地震が起き、夏に単独で向かった熊本の阿蘇のボランティアをきっかけに、先月は水俣に向かいました。

胎児の時からお母様の身体の中に溜まっていたチッソを吸ってあげた魂の高い方々としか思えない水俣病の皆さん。

現在60代の水俣病の方々を中心にほぐして欲しいという依頼がありボランティアで水俣に行ってきました。



こちらの写真は阿蘇に行った時の畑と畑を繋ぐ道路の脇の地割れです。

阿蘇の時にほぐさせていただいた女性のご主人が数十年に渡り、水俣病の人々を撮り続けた有名なカメラマンだということが後でわかりました。

阿蘇での近くの神社もこんな感じでした。





今回は鹿児島空港から53キロ先にある初めて行く水俣。

慣れない道をやっとのことで水俣の現場に着き、初めて水俣病の皆さんにお会いすると…

皆さんなんて可愛らしく、しかもとても聡明な方ばかりで…

逆に私は水俣病のことを教科書やテレビぐらいでしか知らない。いや全く知らなかった!!と思い知らされました。

慣れない運転に悲鳴をあげ、水俣病の皆さんへの施術ではそれどころではないという不思議な感覚の中、気持ちを切り替えて始めさせていただいたわけですが、やはりボランティアの素晴らしいところは私自身が癒されたこと。それに尽きると思います。


申し訳なかったのですが、現場に1時間も遅刻してすぐにスタートしてみると…結局、遠くからやってきた私を皆さんは暖かく受け入れてくださり…感謝しかありませんでした。

水俣病の皆さんの懐の広さに私自身が優しい気持ちになれましたし、皆さんは無意識に私達を癒していいのよ…そんな波動を感じました。

こういう空気感でスタートするのは初めての感覚でした。

赤ちゃんのように…
水俣病の皆さんは存在だけで癒しがあるのです。



それは生まれたまんま…

私達はそれだけで素晴らしい存在…

自分を否定して生きることなんてそこには存在しない…

ありのままの自分でいいんだ



そういう肯定感だけがその空間には漂っていました。


気持ちの豊かなことの素晴らしさをこれほどまでに感じ続けて施術をするのは初めてだったように思います。

依頼されたカメラマンの奥様に「いつかまた来てください。」と言われましたので、またの機会に訪れることができたらと笑顔でその女性や水俣の現場のボランティアの皆さんとも別れました。


呼ばれなければ行くことのなかった水俣。

施術が終わりレンタカーに乗る前に建物の先を見るとなんとそこは天草方面なのか?綺麗な夕日と海が祝福してくれました(^-^)



今月に入り、またさらに自分の価値観がいい意味で随分と変わってしまったことを感じています。

水俣で出会った皆さん!
ありがとうございました(^-^)/



  

Posted by aritome 千恵 at 09:52Comments(0)ボランティア活動

2015年01月07日

つむぐ~織人は風の道をゆく~ 自主上映会のお知らせ

ドキュメンタリー映画 「つ・む・ぐ」の桜木町での上映会のご案内です。
着るだけでふわっとした自然のあたたかさを感じる、
「うさとの服」の製作者、(手紬手織りで、糸から作られているんです!)
さとううさぶろうさんのドキュメンタリー映画です。

映画上映のあと、吉岡監督のトークタイムもあります。
ご都合よろしければ、ニライカナイとTINGARAにお越しくださっている皆様もぜひご参加ください。



~予告編~





日  時  : 平成27年1月12日(祝・月)
        午後 1時30分~4時30分 (受付開始 午後1時より)

会  場  : 横浜市市民活動支援センター 4階
        (桜木町駅より徒歩7分)

お申込み先 :イーハトーヴ クリニック  電話 045-902-7240
         E-mail   info@ihatovo-clinic.com

*TINGARAのほうでも受け付けています。 090-7419-2994  
chari.niraikanai@docomo.ne.jp

ご参加費   :  3.000円  

Posted by aritome 千恵 at 21:22Comments(0)ボランティア活動

2013年11月11日

横浜中華街と元町でのボランティア活動のご案内


私の母の実家は、阪神大震災で全壊し、伯父と伯母を亡くしました。



東日本大震災では、仕事の合間にボランティアに今年の初夏まで行っていました。


横浜中華街にあります足つぼ&BODY ニライカナイの新人スタッフが、なかなか見つからず、繁忙日の週末に現地に行けなくなっていました。




今も頑張っている岩手のボランティア仲間に会えないのは残念なんですが…(福島に行った帰りの仲間の写真。和田風人君、衛藤さん、アンナ)



そういう事情により、横浜でボランティアを行うことにしました。



セルフヒーリングスタジオ TINGARAでのメニューの中から、


リーディング&カウンセリング

  〜自己との対話〜 or 〜故人との対話〜

   60分 10000円


を無料でさせていただきます。



条件としましては、ご自宅か経営されていた会社・店舗が流されてしまった方、ご家族・恋人が亡くなられた方の中で、自己と向き合いたい方、故人と向き合いたい方に限らせて頂きます。



ただ、お辛い状況下の中、東北の地元の方で、ご自分の感情を押し殺しながら、現場で被災者の方を支えてこられた方々もぜひお問い合わせください。



カウンセリング、リーディング、ヒーリング、ヒプノセラピー、悲嘆セラピー…etc


できるだけ初めての方に限らせていただきます。



できるだけ、平等にさせて頂きたいので、恐縮ですが、ご延長と、2回目以降は有料とさせていただきます。



場所はJR石川町駅、又は、みなとみらい線 元町・中華街駅の徒歩10分位の3カ所のいずれかで行います。



場所は、こちらの予約状況に合わせて頂く場合があります。



*横浜元町 代官坂 懐かしくホッとする秘密のお部屋

  月・火・水・木 の15:15〜17:30まで


*それ以外の時間帯は・・・

  ・ 横浜元町 汐汲坂 セルフヒーリングスタジオ TINGARA

  ・ 横浜中華街 足つぼ&BODY ニライカナイ 2階個室




(繁忙日、土日祝日、年末年始,GW,お盆は対応できない場合もあります。)



2年半以上経ち、心の詰りを解きほぐす作業のキッカケになれば幸いです。



下記までお問い合わせ下さいませ。担当 有留千恵

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Posted by aritome 千恵 at 02:48Comments(0)ボランティア活動

2013年07月07日

福島に行ってきて…

福島に去年ボランティアに行った時は…



放射能は怖い。



そう思いすぎていました。



もちろん、正しい情報ですが…



この怖すぎる感覚を今回は変えてボランティアに参加したかったのです。



放射能は怖いかもしれないが、自分で最小限にできる。



動物は、この情報を知らないから怖くない。



自分のマインドを変えたかった。



気にしない、気にしなければ、ストレスも影響も最小限になるから…



そう、私なりに決めて、放射能と向き合って今回は参加したいと決めて行きました。



そうしたら、全く違う感覚になり、見えない放射能が怖くなくなっていました。



たまたま帰り、福島駅まで送って下さった方と、窓全開で走りましたが全く気にならなくて…。



凄い感覚の差ですが、去年なら窓全開なんて、ピリピリしていたことでしょう。



それだけで何倍も疲れてしまったことでしょう。


ナーバスな自分を作ってしまうのも、気を乱さず、淡々と作業をこなすことを選ぶのも自分なんですね。



心身共にダメージを作っていくことも、かわすことも、自分次第の部分が大きいと感じました。



とにかく、同じ人間が同じ土地、福島第一原発の近くに行ったとは思えない感覚の差なんです。



ただただ精神的にはとても楽で、無駄な体力も使わないし、呑まれることなく穏やかでいられました。



ガン患者さんと、ガンを2度自然治癒されたこじまもとこサンと『自分自身と向き合う連続講座』を横浜元町のTINGARAでやらせて頂いたことが、きっかけで…



今回、放射能と気持ちの上で、自分なりに向き合えました。



普通のボランティアと同じなんだと決めて行きました。



ガンと向き合うお仲間と知り合えたことで、私の放射能への見方が変わりました。



メンタルの部分でガンを勉強していくうちに、ストレスのある生き方の方が、自分らしくない虚像の自分を作り出してしまい、身体に影響を与えてしまうと感じたからです。



福島は特別な犠牲県で、計り知れない経験をあれからずっと皆さんされています。



天災は被害者も加害者も本当はないはずです。



天災は人間には到底、避けれない…大いなる自然の力の一部。



福島第一原発が津波にあったからこそ、人間として今後、どうしていくか…



何を改め、これからをどう生きていくか…



元に戻る生活ではなく…



私達の未来は、今、これからどう想い、どこに意識を掲げ、どのような行動をしていくかで必ず変えられると信じています。



お読み頂きまして、今日もありがとうございます。

(今日のblogは、あくまでも私の中の自分と向き合った結果の感覚なので、そこを踏まえてお読みいただければ幸いです。)




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Posted by aritome 千恵 at 22:19Comments(0)ボランティア活動

2013年07月05日

福島に要請があり、これから向かいます!



この写真は去年、福島南相馬市原町のボランティアの帰り道、ラーメン屋さんで身体を温めてほっこりしているところです。



実は先月のことですが…

2年前に釜石のボランティアセンターで知り合った大分の衛藤さん(ニライカナイのブログでは何度も登場して下さった)から連絡がありました。



福島の南相馬市小高に2週間前から来ているそうで、


『とにかく地元の方が、みんないい人なのに気の毒すぎる!』


『千恵ちゃん!ほぐしてくれないか?
ついでに車で寝泊まりしている俺も!
あと、人が全然足りない!』


その頃、ブログもアップできないほど、手首を痛めていた私はすぐ行けるか一瞬迷いました。


するとボランティアのベテラン衛藤さんは舌打ちして、

『こんなに困っている人がいっぱいいるんだ!サッサと来い!』



その通り!衛藤さんが正しいです(^_^;



ということで、いつもの岩手のボランティア仲間の秋田から最多、参加されている加藤さんに相談。

FB上で、上手くお声を掛けて下さり、快く5人が福島の小高に集結します!

加藤さんは、秋田から車で岩手在住の仲間と私のバス到着時間に合わせて朝早くから岩手北上〜福島と運転して下さいます。

有り難いです(>_< )


しかも、その内、岩手からアメリカ人のアンナと、今月イギリスに帰国するウィルが参加してくれます。

日本人として感謝しかありません(T_T)


正直、私も日本人として2人の活躍には、感動以上のものがあります。


去年、福島の南相馬市原町に行った時も一緒でした。


日本人より日本のこと、東北のことを思って、ずっと行動してきてくれた。


衛藤さんにも怒られ、本気で、被災者の想いをぶつけて下さり、

この素晴らしいお若い2人にも、いつも爽やかな笑顔から、勝手に私が何かを教えていただいてます。


日程の調整やバスチケットの手配していくにつれ、時間が過ぎ、手もあと少しという状態まできました。


先週オルゴール療法で手首が元に戻ってきて、ブログもアップできるようになりました。


これで、被災者の方にベストな状態で私も向かえます(^_^)ゞ


大分から車ではるばる、また貯金をしてきた衛藤さん。

釜石では10ヶ月くらいいらっしゃいました。

ほとんど車での生活でした。


時間の許す限り、被災者の方、衛藤さんのお疲れ、痛みが少しでも楽になっていただけたらと思っています。




行きの車では、2年間、週末はずっとボランティアを続けてくれたウィルに日本人としてお礼をしたいと思っています。



そういえば、ちょうど1年前に福島の休憩時間にウィルをほぐしたことがありました。
  

今回は帰り、同じ方向ではないから、お別れなので、最後のお礼を心を込めてしてきます。


もちろん、被災地でベストを尽くしてきます。


ちなみにアンナは前回、原町では、土砂降りの後、やりきってかなりの放心状態でした。

スゴイ人が来てくれて有り難いですね。

岩手ボランティアに来たばかりの頃、一番お世話になった和田風人君とも、ひさびさのボランティアになります。


今、福島で除染作業をされている、釜石では一度もちゃんとお話したことがないKさんとも現地で合流予定。

衛藤さんとKさんには、福島の今の状況を聞こうと思っています。

全ては衛藤さんの福島への想いからです。呼んで下さってありがとうございます<(_ _)>

ニライカナイのスタッフ全員が、私の後方支援をしてくれています。

みんな、私を東北で働かせてくれてありがとう!感謝m(_ _)m





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Posted by aritome 千恵 at 19:30Comments(0)ボランティア活動

2013年05月09日

ワカメ様(ノ><)ノ



陸前高田では先月から、ワカメの収穫時期ということで水産業は大忙しだそう。



陸前高田の人口が減ったこともありますが、バイトの方々がなかなか集まらないらしく、無償バイトに行ってきました。



ガテン部隊の中でも、岩でもなければ、側溝でもないから…と余裕かもしれない。



そう思った私がバカでした。



海から上げたワカメは太く数メートルも長くて、一晩塩漬けされた1トンのワカメの塊は、そう簡単には解けません!




何十本も絡まったワカメを切れないように解きながら17キロにカゴに分け、袋に閉じ、箱詰めします。



何トンも運ばれてきて…解きたいのに、まず、解けません(T_T)



手がもげそう!



粗い塩が目にビュッと飛んできて、かなりしみて痛いのです。



服は塩で真っ白、カピカピです!



水産加工は想像を絶するハードさでした。



午前中で皆さん、バテバテです。



午後は、もうどう頑張ったか、わかりません。


覚えているのが、17キロのカゴが午前中は持ち上げられたのに、とうとう持ち上がらなくなりました(>_<)



足ツボ歴が長いと、手にきてはいましたが、まさか、ワカメで手も手首も腰も動かなくなるとは思いませんでした。



足つぼ師の新人時代より、手首が腫れました。



年間通して手がキツイ、繁忙シーズンGWの最終日にやっと手が回復してきました(-.-;)


回復力が遅すぎ!



かなり危ないGWでした。



ワカメには皆さん、感謝して召し上がって下さいねm(__)m






あれからも毎日、陸前高田の港で、ワカメ作業を誰かがされているかと思うと、




胸が締め付けられそうな想いで、『お疲れ様でしたm(__)mm(__)m』と叫びたくなります。



前日、釜石で大きな岩を運んだ仲間の男性も、連日とはいえ、昨日と同じくらい、きつかったね…とゲッソリでした。




それでも岩手のボランティア仲間は陸前高田に行って下さってます。やっぱり、凄い仲間です!



尊敬です!






横浜で、私も今日からガン患者さんと、自己と向き合うワークに力まずに、でも真剣に取り組んでいきます。



ワカメの辛さを思い出しながら、心の底の自分の弱い部分を認められる自分になれるよう乗り越えていきたいですo(><)o



あと1名様、本日、午前中にお申込み下されば、



13時〜元町汐汲坂にありますセルフヒーリングスタジオTINGARAにて参加可能です!



連絡先 ニライカナイ 045-681-2015 アリトメまで お待ちしています。




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Posted by aritome 千恵 at 01:30Comments(0)ボランティア活動

2013年05月08日

○・○・○が凄かったんです。

GWは、連日、ニライカナイにもたくさんのお客様が、ご来店して頂きましてありがとうございました。


ニライカナイの仲間にも感謝ですm(__)mお疲れ様でした!




中華街は連休明けで、人もまばら…


中華街そのものがボーッとしてました。




そんな中、緊急のお電話でお受けしたヒーリングが入り、のんびりの予定が、その時間帯は満席でかなり混んでました。



その後はまたお店は、静かでしたね。






なかなか忙しくて、東北のボランティアの報告がのびのびになってました。



GWに東北に行かれた方々、たくさんいらっしゃったようで、私も嬉しかったです。



ボランティアの皆さん、お疲れ様です&ありがとうございます!





ニライカナイは、GWは年間通して一番忙しく、自営をやりたい方々で遅番できる方を待っている状態。



人手不足で私もお店で施術していることが多くなりました。



ボランティアにはなかなか行けないシーズン。



日本全国から連休中、東北が盛り上がっている内容の情報が入ると、


私達も頑張ってまた行けるように、


まずニライカナイに自営参加して下さる仲間と


出会わないとお店が空けられません!


良縁をお待ちしておりますm(__)m

これも人助けです。



また早く、ボランティアに行けるように自然な流れが来るよう信じています。




4月中旬に岩手にボランティアに行った作業内容で…



人を数分もほぐす力が残らなかった、


もう体力、残ってない!もう無理!



ううっ…(泣)っていうほどのハードなボランティアに久しぶりに行ってきました。


次回にでもアップできたらと思っています。



侮れない作業でした…






それはワ・カ・メです。


遠くに見えるはワカメの塊。


オソルベシ!


ビックリです。




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2013年04月23日

陸前高田の黄色いハンカチ



ボランティア活動で、忘れられない場所。



初めて辿り着いた場所。



二度と立つことがない現場かもしれない…



そう思っていたあの土地。



あの初めての東北ボランティア現場にやっと辿り着いた。



2011年、東北のどこに行っていいかわからないまま、



ニライカナイにたまたまいらした岩手のお客様の車に便乗させていただき、



辿り着いたのが、陸前高田の気仙町でした。


でも町名も覚えていないくらい、



何もなくなっていた陸前高田という土地に



初めて立ち、言葉を失って一心不乱に作業をするだけでした。



もう一度、この土地が自分を受け入れて下さった。



東北に通って、微力でも続けてきたから…



忘れられない土地は…



私の活動の進化と成長を受け入れて…



ただただ、そこで待っていてくれていました。



津波にのまれた小学校も周りの住宅も取り壊されていましたが…



土地はすべてを知っている。



黄色いハンカチのその現場は



右上には神社とお寺があるようで…。



いつか、お参りに行く時間があったら、



手をあわせに行きたいです。



いつも、そんな時間もないまま



岩手から新幹線で横浜に帰る私ですが、



この土地を故郷のように感じています。




私の希望を受け入れて下さったK'azeの会の仲間に感謝!




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Posted by aritome 千恵 at 23:26Comments(0)ボランティア活動

2013年04月20日

東北のカフェで思うこと



今回は朝のオープン前に、カフェの床でやらせていただきました。



父が亡くなってから、久しぶりの岩手。



釜石のカフェサララのママさんが開店前にお店にゴザを敷いて、



その上に布団と毛布をのせ、今回は3人の被災者の方々をほぐさせていただきました。



こちらは天井まで津波がきたカフェです。



オープン11ヶ月で津波だったそうです。




3回目にして初めて、ママさんのご主人にお会いしました。



2週間前に宮城気仙沼と大島にボランティアに行った話をしたら、



ご主人のお姉様が大島在住だったらしく、



津波で亡くなられたそう…



初めてお会いしたばかりなのに、



私に無言で深々と会釈して下さって…。





行動することは繋がっていくことなんだ…



と改めて2週間後に感じました。





ほぐさせて頂いた方々からも、何度もお礼を言われ、




皆さんも長い痛みを抱えながら、生活されているのに




謙虚なんです。




高速バスでの眠気もなくなります。







午後からは釜石駅近くの仮設店舗にある



カフェ マミーでカニ定食を食べて、今日2食目のランチ。



お腹は苦しいけれど、たまの売上貢献です。



こちらのご夫婦は、お店もお家も流され、4.5畳の仮設に今いらっしゃいます。



たまたま最後のお客様が帰られて…





ノープランでしたが、


マスターとママさんをほぐさせて頂くことになりました。





通い始めて6回目のカフェ。





以前、2人のスタッフが、ママさんとご近所の方々を解させていただきましたが、



私は他の現場でしたので、通い続けて良かったです。






マスターは人生初、人に解されたそうで、



私が出会ってから、



一番、笑顔になって下さいました。








ボランティアに行くと、



自分のことより、



相手のことを考えて汗流している人、



いっぱいいるんです。




行動している人には敵わない。






私はいつも東北で


言葉より汗、


言葉より、荒い息を


全身でしている


そんな人を見て


カッコイイと思う。






そこにはお互い、



感謝と謙虚な気持ちと


清々しさしか残らない。




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Posted by aritome 千恵 at 09:31Comments(0)ボランティア活動

2013年04月02日

宮城、大島中学校の仮設に行ってきました。



私の寝袋は10年前のもの。


東北の夜は底冷えしましすね。さぶっ


日曜の早朝7:20発のフェリーで20分後、大島に着きました。


写真はフェリーでエサに近づくうみねこ。


大島中学校の仮設住宅の談話室をお借りしてリラクゼーション&マッサージ隊とカフェを兼ねることに。


到着してすぐ、ポケモンとイベントが重なり、できない空気が流れましたが、午前で私達は終え、またフェリーに乗るので、何とかダブルブッキングは免れ、やらせて頂けることになりました。


慌ただしくセットして2台のマットを座布団6枚づつで作りスタート。


空きのスペースで、カフェをしていただきながら、パイプ椅子で頭〜ハンド等、できることをやることにして工夫しました。


最初は暇でしたが、結局、手があいている人が外でお声掛けしたり、カフェでお話を聞いたりと忙しく活動。


結局かなり混んでギリギリまでやらせていただきました。


帰りのバスでは名刺交換や岩手に行かれている方とは、次は岩手で…なんて話もあり、違う場所でも交流していくことになりそうです。

違うボランティアの形を体験でき、フォローするポイントも多少違って勉強になりました。

そこでも被災者の方々の切実な訴えがありました。


津波後のお身体の痛み、感覚の変化、体重の減少、不眠、押し込めていないと越えてくることのできなかった心の叫び…。


仮設で感じた様々な想いが、少しでも解放できたら…


まずは楽になって頂くことに徹した週末でしたが、感覚で好きな色や景色をイメージして頂くだけで、笑顔が自然に浮かぶ…満たされる感覚になる…


不思議ですが実際、とても皆さん喜ばれていました。


満たすものはイメージの中でもありうる。


癒されていく…


自分自身がそうであったように、仮設の方々が癒されていく。


翌日からまた同じ生活が始まるわけで、常に思い出し、活用していただけるかわかりませんが、お話できた方々にはご自分でもできるセルフヒーリングを意識してお話してきました。


いつも行きのバスで夜空に向かってボランティアに行かせていただける気持ちを感謝し続けます。


今回は年末に父が亡くなり、5ヶ月ブランクとなったので、夜空にビックリするくらい感謝している自分がいました。


再来週、また行かせていただけることに…お客様、スタッフに感謝、そして夜行バスから見上げる夜空に感謝がまたできそうです。




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Posted by aritome 千恵 at 00:38Comments(0)ボランティア活動

2013年03月30日

宮城、条南中学校の仮設に行ってきました!



今までの東北ボランティア活動でやっと仮設に行かせて頂きました。


やはり、いろんな現場で解させて頂きましたが、かなり環境が整っていました。


こんな環境でやらせて頂けるなんて有り難いです。


カーペットも敷かれていて、足裏が底冷えしない。


私の担当する座布団でのニライカナイ空間は上の写真。


10人ほぼノンストップでした。


迎えのバスが遅れたため、地元のコーディネーターの方までやらせて頂くことができました。


9〜17時まで心地好い汗でした。


4人がチームになってリラクゼーション&マッサージ部隊とカフェ部隊を兼ねて、被災者の方々とほぐしあり、団欒ありでした。


作業終了後は、他のガテン系(さくら部隊)やその他の仮設に廻っていた部隊を拾い、夕飯へ。


気仙沼の鹿折 復幸マルシェは被災店舗のプレハブ横丁です。


食事処 塩田さんのハーモニカ定食。




じっくり煮込んだカジキマグロの骨をしゃぶるからハーモニカ定食。


ちなみに私は三色刺身定食と生ビール。


大人数で定食を注文したら…


ごはんが切れたらしく、途中でごはんを炊いてました。


生ビールで定食(ごはん)を待つこと1時間。


集合時間までに、残り12分で定食食べました


そして近くのホテルでお風呂を…


公民館の80畳を二つに区切って、男女別に寝袋敷いて寝ました。


こういうボランティアの形もあれば、今までのニライカナイの活動のように、その日、ほぐすことができるかさえも分からないまま、現地に入るタイプもまたいいんですね。


東北でお体を解させて頂くと自然に、ご家族が亡くなった方や、丸太に何箇所も当たって打撲した方から、当時のお話をいろいろ聞く機会も多いのが私のようなボランティア。


そういう時は、充分、お話を聞かせて頂いた上で、呼吸法やソフトタッチを取り入れながら、イメージ療法を後半していきます。


何年経っても、地震と津波のことは忘れない痛みが心身ともに残ってしまうかもしれません。


少しでも楽になる時間になって頂ければ…そう思っています。


明日は大島に渡ります。




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Posted by aritome 千恵 at 23:32Comments(0)ボランティア活動

2013年03月29日

今夜から宮城に向かいます!



久しぶりの東北へのボランティア。


父が急激に悪くなってから行けてなくなり…


やっと父の納骨も終わり…


GW〜秋までの繁忙期は仕事もハードになるので、今しかない!


ずっと東北、気になっていました。


今回はメインの岩手ではなく、宮城。


マッサージ部隊が最寄り駅から出発していて…


平日は不可能だった、行きたかった初めての仮設住宅へ…


最終日は、大島までフェリーに乗って行くので、今夜中に、3ヶ所ひびの入った肋骨もさらにスゴイ回復力を見せてくれるでしょう。


昨日からやっと寝袋を担げそうな感じになってきました。


奇跡的な回復力!


私の肋骨も東北に行きたかったんだ。


身体は本当に正直。


やりたいことがやれないと、自分自身が壊れていくことを身をもって教えてくれた。


咳き込むことから始まった、私の肺の詰まりと、それを受け止めてきた肋骨くん。


もう、勲章ものの肋骨くん。


肺が半分詰まっての、激しい咳はもはや爆発の衝撃のようでした。

それを何百回も受け止めてくれて…


3ヶ所も爆発の衝撃を堪えれず、申し訳なかったけど、いっぱい気づかせてくれました。


肋骨くん、ご苦労様でしたm(__)m


肋骨くん、ありがとう!


肋骨くんも、喜んでいるのか、急激なる回復!


お礼に私の体の一部として、無理はせず、東北で今できることを一緒にしてこよう!


今回は強めに押してとは言われない気がします。


仕事もボランティアの内容も転換期のようで…


どんな旅になるのか?


深い経験、深い意味がまたあるんだと…


今の私でできることを待ち望んでいる方々と出会う旅になりそうです…


横浜の桜さん、待っててとは言わないから、咲いていたい時まで皆を喜ばせて下さいね。

日曜に戻ります




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Posted by aritome 千恵 at 08:52Comments(0)ボランティア活動

2013年03月11日

あの地震から2年が経ちます。



岩手のボランティア仲間の常連の皆さんです。尊敬しています。


仲間の一人の今日のFBを読んで感じることがありました。


現場まで週末は秋田から通われているKさん、岩手釜石でボランティアをし続けていた方々はテレビ取材も、今日だけのためのシンガーの歌が今日は耳に入れたくないと…


彼らの方が、ずっと被災者の皆さんの気持ちに寄り添うことができてるからでしょう。


去年、私は3/10は岩手釜石にいました。


でもその日のうちに横浜に帰りました。


3/11をたまにボランティアしているだけの自分はいる場はないと思いました。


私は今テレビのない生活をあえてしています。


情報があまりない分、私は今日という日を被災者の方々やボランティアの地元の仲間よりはマシなんです。


被災地に行けばお身体とお心を解放していただくサポートや土木系の作業もさせていただいていますが…

皆さんの癒されないお気持ちはまだまだあります。


よく眠れない。


津波のサイレンが鳴り響けば、誰もがあの日を思い出します。


今もなお被災者の方々のために通い続けるボランティア仲間の気持ちがほんの少しだけ汲み取れます。


私は今月末に宮城に3日間、リラクゼーション・マッサージ隊として向かいます。


来月は岩手にやっと行けます。


父が亡くなり、違う忙しいさもあり疲れていたところに、お店の体制を変える行動をある程度進めるまで、肋骨二カ所ひびが入るほどの咳が出たりしました。


私の中の感情という箱の蓋から溢れ出る感情の浄化が昨日、終わりました。


そして今日、3/11を迎えました。


やっと今年、東北に行ける準備が体調も含め整いました。


被災者の方々の感情の箱の大きさも蓋の乗せ具合も私達には計り知れないものがあるのです。


私の蓋が開いたら止まらない咳の苦しさは些細なもの。


月末までにひびも自然治癒すると信じています。


まだ行かれたことがない方々、今からでも全然かまわないので、ぜひボランティアに行かれてみて下さい。


『あんたみたいなことはできない。』と酔った勢いで悪ぶりながら言われたことがあります。


でも被災地に行ったら、できないなんて言えない。


やるしかないと思います。


突き動かされます。


回数は私も減ってきていますが、やはり交流をしていくことはまだ必要に思えてなりません。


被災者の方々の想い、何もなくなった土地からのメッセージが、強烈なんです。


これからでもいいから行ってほしいのです。

まだ助けてほしいと本当は思っている方々がいらっしゃると肌で感じて下さい。


自立していく力、自分を信じる力が不安や恐れを上回って強く生きる方向に誰もが生きられたら…


手を差し延べる気持ちや、行動のリレーになると思っています。

ニライカナイのスタッフに自営力をつけてほしくて、フォローをしていくことを始めるのも、私が東北で教えられたのかもしれません。

いつ何時、何が起きても、人生のプランを破壊されても、人は再生できると信じています。


自分はできないではなく、していないだけなんです。


苦しい、辛い期間があったとしても、人は乗り越える能力が体内の奥底に眠っています。


必ず前に歩けるのです。


私はそういうことに諦めたくないし、あきない自分になりたい。


そこから逃げるのは、ずっとじゃない!


必ずできると信じています。


多くの犠牲者の方々に私達は何ができるでしょう?


私は生きている間の生き方を四苦八苦したとしても進化していくことができると思っています。


苦しいことが原動力になるからです。


それを感謝して楽しめる人生こそが、供養であり、それをまだ知らぬ方々にリレーしていくことが最大の供養と思います。


私は今日という日もそれを実践していくだけです。


東北にいない時もそれをしたいと東北の皆さん、土地に教えられました。


最後までお読みいただきましてありがとうございました。




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Posted by aritome 千恵 at 11:03Comments(0)ボランティア活動

2013年02月08日

岩手釜石 カフェ サララのママさんからお電話を頂きました。



岩手には、11月上旬に行ったきり、父の体調が急激に崩れ、看病や葬儀など、実家のことが色々あり、ボランティアに行けていないのが今の現状です。

釜石駅から徒歩5分ほどのところに、エレガントで素敵なカフェ サララさんがあります。2度ほど近くのお部屋をお借りして、被災された方々を解させて頂きました。

ソマティックヒーリングの仲間の岩手北上市のMさんと即興でコラボで、ソマティックヒーリングもやらせていただきました…お体だけではなく、お心も、個室のお部屋をご提供して頂くと静かにできて有り難かったです。

その時、父と同い年の男性を連続、お二人も解させて頂き、親孝行しているような気持ちになりました。

その後、実の父親が急死しました。父の事より優先して秋に岩手にボランティアに行くことにしたら、釜石で自分の親をまず孝行しろ!と言われたような気がします。11月中旬から急激に弱った父からは沢山のことを学びました。

しかも元町のセルフヒーリングスタジオ TINGARAの立ち上げと父の看病〜葬儀が重なり、激動の年末となりました。

1月にママさんと再会を果たせず、一昨日、お電話したのですがお出にならず(実は、その時ソロモン諸島の大地震による津波警報が鳴り響き、岩手釜石は大変だったとのこと)、昨日、ママさんからお電話を頂きました。懐かしいお声で、『雪も今年は多いから、まだ来なくていいよ。』とお優しい言葉を頂きまして、落ち着くまでは集中してTINGARAの応援をしていきます。



一番上の写真は、カフェ サララのママさんのお店が被災し、約1年かけて再オープンを果たした内容の新聞取材の時の写真です。ホント美人ママさんなんですよね。お礼にご馳走になったスパゲティー。美味しかったです!ご馳走様でした!

父と同い年の男性からは詩を破ったノートに走り書きして頂き、読んではジーンときてしまいました。内容はお店に貼ってあります。私の生き方になっています。仮設にお住まいなのに、デザートまでご馳走して頂きました。恐縮しそうな気持ちを無にして、私は受け取るようにしています。この土地で愛を受け取る勇気はいりますが、受け取らないより受け取る方がとても喜んで頂けるんですよ。今回も皆さんに愛をいっぱいいただきました。お部屋を提供して下さったスタッフの方、ご主人様にも感謝の気持ちでいっぱいです。愛があふれた交流が続きます。

エネルギーの交換は今、横浜元町TINGARAと中華街のニライカナイで、自営を形にしたい方々を応援するシステムのヒントになっています。また、詳しくはアップしていきますね。

感謝している方々に、応援したい気持ちを形にしたくてニライカナイとTINGARAは本気で変わりたい方々を支援していきます。

また春に釜石に行けるためにも、今できることをやっていきます。

今日も読んで頂きましてありがとうございました。




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Posted by aritome 千恵 at 05:33Comments(0)ボランティア活動

2012年09月04日

福島で出会えた、たった一人の被災者の男性



夏休みが終わり、やっと書けます。

6月の福島での活動の続きです。午後の作業中、東京からいらしていたボランティアリーダーの男性に了解を得て、たった一人の福島で出会えた依頼主の男性の方をほぐさせていただくチャンスをいだだき、貴重なお話を約1時間して頂きました。


ふとしたことに喜ばれるその男性や福島の皆さんがどれだけ御苦労されてきたかが伺えました。

『なんでこんな事が起きたんだろう。毎日、何回も涙が30分は流れてきた…』

家と豚を守るため南相馬市に残った男性。豚は全滅されたそう。

奥様は1年で4回も避難場所が変わり、まだ安住の場所は見つかっていないようでした。

ご近所はほとんど避難され、人がいない…その中で、全国から来てくれたボランティアの皆さんに癒され、恩返しがしたいと、土地はあるから宿泊施設のキャンプ場を作られている…原発問題による目まぐるしい変化をずっと話してくださいました。

施術中、力を抜いてほしくても、うつぶせ状態の頭と首が反り返ったまま。優しく『力を抜いてください。』と言っても、また反り返る頭。冷静に『せっかくだから、今までのお疲れ取れたらと思うので、力を抜いてくださいね。』でもまた熱く話したい男性は反り返られる。時間も経ち、仲良くなると私もやや強い口調で『いい加減、力抜いてください!またコリますよ!』するとその男性は、『たまに女の人に叱られるのも悪い気がいないな…』奥様が恋しんでしょうね…どれだけのご苦労があったのか…福島だからの会話で、私には計り知れない孤独と悲しみを味わってしまった目の前の男性を時間の許す限り、精一杯ほぐさせて頂くだけでした。

『自宅に女の人が上がるのは奥さん以来だ。』と、震災と原発の爆発があってから聞いて欲しいことが胸にいっぱいおありなのです。

台所からコタツまで道ができていて、何でも取れるようになっていました。コタツの横に電子レンジがありました。急に一人になられた60代の男性、食事も気になります。

養豚で国から出た補助金をキャンプ場建設に使われていました。この後、台風が来て、後日行った仲間の話によるとトイレの土台にしていた木造のステップなどは崩れてしまったそうです。でも、またきっと、ボランティアの方々が頑丈に補修してくれたことでしょう。

施術も時間となり、現場に戻ろうとしたら、スゴイ雨!handsの仲間も全国から集まって下さったボランティアの皆さん、全員、びしょ濡れで…私の分まで後半、ありがとうございましたm(__)m

前半しか濡れていなかった私ですが、帰り道の車の中で仲間のアンナ達に、その男性の1年間の壮絶なる体験を話し、皆も真剣に聞いてくれて…皆、びしょ濡れでも、福島まで頑張って行ったことが本当に良かったと思ってくれていたようでした。

福島でたったお一人しか被災者の方に出会えませんでしたが、ゆっくりお話をお聞きすることができ、見送って下さった男性のお顔は朝礼の時の使命感にかられた鋭い目とはかなり変わっていました。もう今日はどうでもいいや…と言わんとしたボーッとした緩んだお顔が私も朝の緊張したお顔より柔らかくてホッとしました。

前々回のブログで書いた、癌になりましたよ!と夢の中でお医者さんに宣告されても、福島とは関係がない!ときっぱり思えましたし、検査結果がシロで疑惑も晴れ良かったです。

福島に行ったことは、夏休み前のことで大分経っています。私の人生だけでもこの数ヶ月、横浜で激変しています。あの男性の1時間のお話は私にとっても忘れることができない経験で、次に活かしていきたいと思います。

私は横浜でセルフヒーリングとサポートヒーリングの仕事をしています。今、その仕事で激変の毎日です。自分にも人にもいかに正直に楽に生きていくか…

その活動の合間にまた10月末か11月から、東北での活動ができればと思っています。

そういえば、ただ今、求人募集しています。ラストまでできる方、土日祝日出れる方の求人となります。詳しくはお電話か面接にて…足つぼ〜ヒーリングまで興味のある方、ご連絡をお待ちしています。(アロマがあるので女性の方で手が暖かく、できれば手が優しい感じでしかもやや大きい方、体力のある方、お待ちしています。)

今日も読んで頂きありがとうございました。




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Posted by aritome 千恵 at 10:07Comments(0)ボランティア活動

2012年07月04日

雨の福島ボランティア活動です。



今日は私、久しぶりの休みです。ボランティアに行ってから、それっきりでした。1ヶ月ぶりですね。休みっていいですね♪余計な事を考えなくていい。仕事に追われない日があるなんて…贅沢です。

さて、今また体を休めたいので、体が勝手に寝てしまうまで、いつも夜中にブログをやってますが、今日は夕方に夕涼みしながらの一時に…

福島県南相馬市原町区での初の作業が私達4人は、全国からいらした方々と合同で、ある男性宅の広大な敷地内にあるボランティア宿泊施設なるものを作るお手伝いです。

まず初めに依頼主の方から詳しい説明が…あれれ?福島弁がわからない。聞き取れないのです。アンナとウィルにわかった?と聞くと笑顔で首を振り、私達日本人(神奈川県と岩手県)もわからないから大丈夫と説明し、福島に通い慣れているボランティアさんの指示に従うまま動いてました…岩手弁は聞き取れるようになっていましたが、方言は難しいので、確かに釜石でも陸前高田でも慣れるまでそうでした。

午後から依頼主のご自宅で、ご本人にゆっくりほぐさせて頂く機会に恵まれ、よくお伺いすると…

依頼主さんは、養豚所を営んでいた方で豚の餌や飼育のために、ここ原町にとどまり、奥様は既に4回も住む所をあの福島第一原発の爆発以来、移らされているそうです。

私がリビングにお邪魔すると、女の人が家に上がったのはいつぶりだろう?と笑って話されていました。

福島がこんなことになってもボランティアの方々が原町にも来てくれて…感動したと…自分も役に立ちたい。ボランティアをやりたいと思うようになったそうです。豚が全滅したため助成金っていうんですかね?その方にはそういう補助金が出たらしいんですが、ご自分も仕事まで奪われた今、全国の方々に感謝がしたくて、そのお金で、ご自分の敷地内にボランティアの皆さんに宿泊施設を作ろう!とテント(男性用)やプレハブ(女性用)を作り、来週からの受け入れに向けて準備をされてるようです。人ってやっぱり凄いです。

そういういきさつがあって、私達も午前中から土を掘って下水道をスコップと斧だけで作ってしまいました。下水道の管もその方が拾い集めたものを陸前高田で竹をノコギリで切り続けた私が馴れた手つきで綺麗に切り、皆で管の中も綺麗に洗浄し、繋げて完成です。繋げた後、お水が勢いよく出た時には水道局員にもなれそうな気持ちになりました。人間の力って、集結すると凄いです。スコップ作業が石も多くて難航し、きつくて、皆、雨と汗でびしょびしょでしたW。上の写真は掘って水道管を繋げたところ。下の写真は水も通り土を再度、かぶせて完成です!


下水道作業の他に、テント周辺の水はけが良くなるように溝を作ったり、テントの中の雑草を抜いたり、皆でプレハブや簡易トイレが到着する前の土台作りをやらせて頂きました。

その方のお気持ちの一部になれたら幸いです。皆さん、雨の中、精一杯、作業をやらせて頂きました。最初はマスクどうしよう?とか雨って放射能を大気中から降ろすからマズイよね?とか沸き上がる気持ちや思考がありましたが、12〜13人のうち、お一人はマスクされていたので、私もしようと持参したマスクを探すのですがなぜか見つからず、意味があるんだろうな…と潔くやめました。下着まで濡れての作業を夢中にするうちに、放射能より福島の依頼主のお気持ちを考えたら、全員、マスクも雨もどうでもいい自分達がいました。

マスクをしていたら、依頼主の方をほぐす機会もなかったかもしれません。次回は、その方からのお話で感じれた震災と爆発後の福島の現状を中心にアップさせていただきます。

今日も読んで頂きありがとうございました。




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Posted by aritome 千恵 at 17:52Comments(0)ボランティア活動

2012年06月30日

福島県南相馬市原町ボランティアセンターに到着。



福島の沿岸部側を雨の降る中、車で遠く見ていたら、橋?高架線?みたいなものが破壊され流されているような風にも見えました。

そんな重たい空気の中、ボランティアセンターに到着しました。

想像していたよりボランティアの方が来ていました。釜石の平日よりはいました。やはり土曜なんですね。しかもマスクはほとんどの方がされていません。この時点で地理に弱い私は、福島第一原発は、まだまだ遠いと勘違いしていました。後日、福島に住んでいたスタッフの話だと、実は見えないだけで通り過ぎてたらしく約25キロのところらしいです。

こちらのボランティアセンターで働いていらっしゃる方々は毎日、放射能の影響を受けていないわけはないわけで…凄いです!しかも私の知る陸前高田や釜石のボラセンと緊張感が違いました。私達もそうなんです。緊迫感や使命感がかなりあるのです。岩手の常連ボランティアの仲間に聞くと、陸前高田も釜石も1年前はこんな感じの空気だったそうです。

福島の状況、今の段階がその空気感でわかります。

このピリピリ感の中、感動と感謝の気持ちでいっぱいになる光景が…日本人もいますが外人さんの多いこと!ブラジル、カナダ等、国際色の豊かなこと。『サンキューm(__)m』と御礼を言い続けました。この人達はいつからいらして活動して下さっているんだろう?キラキラしていました。しかも皆さん、20〜30代でした。初参加が恥ずかしく思えます。

隊長のようなこちらの局長さん、気合いが違います…ウルトラマンの実写版の隊長を懐かしいですが思い出してしまいました。この地で人のお役に立ちたいと一心不乱に毎日、活動されている方々は神様なんじゃないかな…と思いました。

同じ人間なんだろうか?と初参加の私は心打たれてました。

でも大気中にある放射能は容赦なくこの雨で地面や私達に降り落ちているわけで…

横浜で福島第一原発の爆発後、初めて雨が降った日と同じような緊張感もまだまだありました。横浜ではもう雨が降っても気にならなくなりましたが、やはり、福島では初めてで、しかも雨…この状況は、私達に放射能の厳しさを突き付けているようにも思えました。

日々、この地で活動されている方々に感動している自分の気持ちと矛盾していますが、"人間だもの"がまた私の心の片隅に登場していました。

2班に別れての作業となりました。1号車の男性陣はガソリンスタンドの瓦礫や泥を…2号車の私達は宿泊施設を作成中の依頼主のところに向かいました。私達は東京から、ほぼ毎週、最近いらしている優しい原町ボラセン参加5回目の男性がリーダーでした。

次回は、福島の初のボランティア活動です。今日も読んで下さりありがとうございました。




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Posted by aritome 千恵 at 22:00Comments(0)ボランティア活動

2012年06月29日

福島県南相馬市原町に向かう車にて。



なかなか書けずにいた岩手北上から福島へと向かう車中の感情や会話を中心に今回はお伝えします。

私も人間ですし、女です。放射能はやっぱり怖い…という気持ちが大きくなる行きの車中でした。私は放射能に対して、何の知識もない一般横浜市民です。体力もある方だと思ってましたが、東北のボランティア仲間は相当体力あるので、歳も歳なので、私は福島ではできることを精一杯をモットーに向かいました。でも福島第一原発に近づいて走っているのは、正直、恐怖心を感じ体感し続けること。そんな自分に気づかされっぱなしでした。

NPOハンズからは11〜12名の有志が早朝から結束し車2台で出発!

私は二台目の4人乗りの助手席に。運転して下さるのは3月にカラオケでシャウトしていたKさん。ハンズにはKさんが沢山いますが、とても楽しい方で今回は特にお世話になりました。そして後部座席にはアメリカ人のアンナとイギリス人のウィル。この二人も相当、参加してくれてます。頭が下がります。いつも挨拶は私がまず日本のためにありがとう!とお礼を伝えるところから始まる二人ですが、今回は福島です。どうしても休憩中に二人にお礼のほぐしタイムの機会があればと思っていました。

放射能を英語で何と言うかは知りませんが、行きにこの二人が不安がる雰囲気は全くなく、無駄な時間は作りません。日本語のお勉強してました。ウィルは小学校低学年の会話レベルを勉強中。かわいい日本語でした。アンナは『上級者、中級者』と私も使わない中級者という言葉を覚えてました。使わない日本語でも、この二人に、日本人の私達は、感心ばかりしていました。だって、私達は不安を打ち消すために無駄に話していただけでしたから…

アンナは20代のお嬢さんですし、ウィルも好青年。二人は英語で言うヤングです。私達は海外の二人の体に対しても、最小限の影響にする配慮をしなければならないはずの大人の日本人でいなくてはなりません。なのに、気を使っているようで、福島に入っても車のエアコンを外から空気取り入れていました。大分、経ってから室内にモード切り替えしていないことに気づき、焦って切り替え、ホッとしたりと、配慮のカケラもない。海外の若者達の方がそんな私達をよそに平常心。二人の方がずっと肝が据わってました。

私達は大抵の人が近づくことのない所、福島第一原発近辺に向かっているわけで…でも次回、ブログに登場される方々…福島で毎日活動されているボランティアの方々や避難されなかった住民の方々に出会って…また価値観が変わるわけで…。それは次回にしますが…。

ハンズの皆も絶対危険だから行かないと主張される方々からすると相当クレージーかもしれませんが、私も行きの車では不安との格闘だったと今、振り返っても認めます。普通の人間でした。Kさんと不安な気持ちを軽妙な会話で打ち消し続けてました。そう"人間だもの"。

福島の原発に近くなればなるほど、コンビニ以外では人も見かけなくなり、車も走っているのは、ほんの僅かでした。ほとんどお店も閉まっていました。

福島の津波の高さは、岩手の陸前高田の4階天井までとかではなく、1階天井ぐらいに思えましたが、復興はあの原発爆発の日から止まったままでした。

道路の瓦礫は撤去されているものの、歩道からは車など大きい瓦礫は写真の通り、手付かずです。もう岩手ではほぼ車は整理されています。住宅はドアも窓も壊れて開いたままです。人の気配も動物も見えません。草はぼうぼうで小さい大量の瓦礫は草で隠れてしまっている感じでした。初めて行った陸前高田も相当ショックでしたが、時間が止まってしまったままの福島もかなりショックでした。一般の私達がどうしていいかもわからず、ボランティアセンターに向かう道をすごい集中して見るしかありませんでした。誰にもわかってもらえない光景になってしまった…そうかもしれないけど、どうしても知ってほしいですし、ここには二重に痛みを受けた同じ日本人がたくさん住まわれていた町なんです…あらゆる県に避難されたまま故郷に戻れずに多くの方々が真剣に故郷のことを思いつつ、懸命に毎日を過ごされています。この町にとどまり、生活をされてる方々もいらっしゃいます。福島の皆様のご苦労、ご心労を想像しただけで私達の胸さえも、一気に詰まらせる光景でした。




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Posted by aritome 千恵 at 07:09Comments(0)ボランティア活動

2012年06月19日

釜石の午後はカフェ サララさんでのボランティア。



前回の続きです。雑草チームから昼の休憩時間から、お別れし、午前中でご自分の仕事を切り上げて来て下さったチーム023(オニイサン)のメンバーの70代のTさんとボランティアセンターで合流。そして、Tさんのお車でカフェ サララさんに到着。

とても上品なママさんが同級生のお友達とやられているシックなお店でした。素敵な家具やあって、お客様もマダムな感じの方が入られてきます。

スタッフNと私の泥まみれの格好が浮いている気もしますが、実はこのカフェも1階の天井近くまで津波は来て、お店は目茶苦茶になってしまったそう。

まずはランチを頂き、売上貢献。フルーツサンドイッチ、珈琲などを美味しく頂きました。贅沢なひと時に感じる休憩時間。

まずウェイトレスのお友達がほぐせそうだったので、目の前の仮の素敵なお住まいのリビングにて、ご自宅にいらしたご主人と同時にほぐさせて頂きました。

ほぐし始めると奥様がすぐに震災4ヶ月前に買ったお家が津波で流されたと話してくださいました。涙ぐまれていました。1年経っても思い出せば、まだお心には話したいことが皆さん沢山抱えていらっしゃいます。この素敵な仮住まいもそろそろ出ないといけないとか…皆さん、まだまだ落ち着ける状態ではありません。

ご主人は両膝が震災以前から調子がお悪いらしく、ご自宅にいることが多いとか…震災の時も、ご自宅と共に流され、瓦礫と海水に浸かり、身動きがとれないまま、なんと2日間、浸かりっぱなしだったそうです。夜、どれだけ寒く心細く、冷たい海水に体力をむしばれ続けられたのでしょうか?間一髪の救助だったのでしょう。お二人のお話を聞きながら限られた時間を、私達は一生懸命やるしかありませんでした。

次にママさん…。珈琲をお出しするのはママさんの担当らしくカウンターのお客様がなかなか途切れずタイミングが難しくかったです。やっとママさんの番に…。お友達がお店にいかれました。時間がないため二人掛かりで足ツボとボディを開始。

ママさんは震災9ヶ月前にカフェをオープンしたそう。ちょうど3/11は海外旅行中だったママさん。急遽、帰国して東京まで戻るも、2週間岩手には交通機関の混乱で戻れなかったそうです。

数ヶ月、お店の中を見るのが辛かったとか…魂を吹き込んで皆さん、お店を作られると思います。私も泥棒に入られ、初めてのお店から近くのシャッター付きの店舗に移転した時も、沖縄北谷のアガリイリを母が危篤になる寸前に閉めた時も何とも言えない気持ちでした。まして津波で町中がそういう状況で…新品だらけの品が破壊されたのですから…再開するを凄く迷われるのは当然のこと。

でもお客様やご家族の応援がママさんのお気持ちを再開へと導かれたようでした。1年後の3月末に再オープンされたそう。

ママさんは9時間立ちっぱなしの日もあるようで、皆さんガチガチでしたが、ママさんも相当でした。

なのに、またお客様がいらして片足終わって、逆足の裏の途中で終了…あ〜こんな終わり方…辛い(>_<)しばらく待っていましたが私達も10分位でボランティアセンターに戻らないと間に合わない。なんで岩手は遠いのだろう(:_;)ママさんにはお辛い状態のまま、再会を秋に!と必ずまた来ると決意してお店をあとにしました。

宣伝もしたかったのに写真を撮るのも忘れてしまい、ママさんに申し訳ないのですが、ママさんのお店によく似合いそうな可憐なお花をこの文章に添えてみました。秋には店舗の写真をアップできるといいなぁ〜と願いつつボランティアセンターに向かいました。

秋にはママさんが自宅に泊まりなさいと言って下さったので、私はその気でカフェ マミーさんとカフェ サララさんやTさんのご紹介先を廻っていけたらと思っています。そうすれば平日、ゆっくり時間をかけれそうです。

人様の肌に触れさせて頂くことで、さらに人は心が緩むと思っています。まだ吐き出しきれていないものを吐き出して欲しいと思っています。心にスペースを作って頂けたらと…また秋に向けて、夏は仕事の繁忙期。ニライカナイもがんばります。

今回はボランティアセンターでは時間がなく、ボランティアさんをほぐすことは無理でした。一日頑張ってくれたスタッフNも新花巻駅で別れ、新幹線で横浜へ…今回も24時間ボランティア、お疲れ様でした。ありがとうございました(^_^)

次回は岩手北上〜福島に向かう道中までのお話です。今日も読んで頂き、ありがとうございました




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Posted by aritome 千恵 at 09:15Comments(0)ボランティア活動

2012年06月15日

初の釜石ボランティア・チーム023(オニイサン)に参加!



岩手北上のNPO handsに所属のニライカナイですが、handsチームが最近は平日なかなか活動がないため、釜石の方々からのニライカナイに直接ご依頼頂いた場合は、今回から単独でも活動していくことにしました。

6/8(金)、釜石ボランティアセンター単独登録者が所属することになるチーム023(オニイサン)に初参加してきました。いつも、ほぐさせて頂いている方々のチーム。なんか不思議ですが、お世話になっているリーダーO君の運転する車で、いざ鵜住居へ。

6月にもなり、雑草がボーボーに生えている土地での雑草抜きでした。目の前の立派なお家もかなり傷んでましたが、頑丈なのか流されることなく頑張ってくれてました。

初のチーム023は、円陣組んで、『何処から来た○○です。』と自己紹介。山口県、岡山県、愛知県、そして私達ニライカナイは神奈川県。なんと地元釜石のお2人を除いて神奈川県が一番岩手に近いとは(驚)。この時期でも高い意識のボランティアの皆さん!凄いです!

さて作業に入りました。雑草は根が深くなっていてなかなか大変。指が軍手していても赤くなります。おまけに私が担当していたエリアで銀色に光る一文字の金属らしきものがありました。何だろう?と両手で抜くとナント出刃包丁でした(>_<)この時期でもまだまだ危険です。ひざまずき、地面に左手で体重のせ、支えにしながら右手で草を抜いていたので、ケガに繋がらなくてセーフ(-.-;)スタッフNが隣で必死に抜いていたので、大事な手をケガでもしたら…ゾッとします。私のエリアでよかったです。もし子供が遊んでいたらと思うとただの草抜きではなく、真剣に割れた陶器やガラスの破片などを仕分けしながらの作業と再認識しました。

午前中は依頼主もいらっしゃらなったので作業に集中。午後からはチーム023のTさんというお優しい70代の男性からのご依頼で、あるカフェにて被災者の方々をほぐさせて頂くことになっています。最近、カフェが続きますが、カフェ大好き人間なので、私も手を出刃包丁でケガしなくてよかったです。本業を生かしたボランティア活動も楽しみにしていただいてますからね。

午前中、ご一緒させていただいた方々には申し訳ないのですが、スタッフNと私は午前中でこちらの現場から抜けることに…リーダーにも了承済みです。午前中でも充分、二人とも腰痛でしたW。そんな決して若くない二人ですが、午後も一生懸命やらせていただきます。

現場は綺麗なお花がいっぱい咲いてました。津波が来たなんて信じられないくらい、お花を見ると和んでしまいます。でも写真の左上にあるのは、流されてきた流し台の一部と蛇口です。

東北以外では震災のことがニュースにならなくなってきたと、被災地の方はよく私達に心配そうに話されます。この続き(釜石午後の編&福島編の詳細)は次回、また書いていきます。つたない文章ですが、一人でも多くの方がこのブログを読んで頂けたら幸いです。

今日も読んで下さってありがとうございます。  

Posted by aritome 千恵 at 01:25Comments(0)ボランティア活動