2012年03月17日

久々の釜石の現場はまだまだ厳しいものでした。

久々の釜石の現場はまだまだ厳しいものでした。

3/10(土)の午前中、ほぐす約束をしていたチーム023の現場リーダーO君がボランティアセンターにいませんでした。現場に行ってしまったと判断し、私も久しぶりに釜石の依頼現場に向かいました。

海→道路→2軒目の建物。この辺りも大変だった感じがまだまだしました。

この2軒目の元アパートのような建物が今日の現場です。手前の建物がなければ、おそらく流れていたでしょう。少し高い場所なので3階は少し大丈夫だったように感じましたが来週、解体らしくお引越のお手伝い。外階段が海水と津波のせいか、鉄も錆びて腐って底が抜けてました。踊り場は板で被していたり、階段が斜めになっていて滑り落ちそうな、とても危険な現場でした。その日は雪も階段に積もり、普通に荷物持たなくても滑るのです。荷物を運びながらだと階段が見えないので先を降りる人が声を掛けないと危いのです。何とか無事に下に運び切りました。

昨日からハンズがやってくれていた現場でしたから荷物も残り少なく、軽トラで1回で走って終了でした。引越2日目で依頼主のご家族4人はかなりお疲れ気味でした。雪が大したことなくて良かったです。

お引越先も海が前方にありました。依頼主の方が別れ際に『もう少し下に降りると大きな堤防もやられてるから見に行ったら?』と言われ、時間が昼までまだあったので、車で行ってきました。

巨大な防波堤は破壊されていました。近づくと足もすくんできます。防波堤を壊した後、住宅もあるのでまた防波堤作るのでしょうか?途方もない作業になるでしょう。この辺りも海に近い建物はなくなっていました。

釜石は入り組んでいても周りは海ばかりです。自然と共生するといってもその防波堤の上に立ってみては、全く答えなど見つかりませんでした。まだまだ終わらない…それだけはよくわかりました。

それでも一歩一歩、前に進むしかない!人間の力ではどうすることもできない自然の力を感じながらも、そう思い直すことしかできない場所となりました。

今年に入って初めての釜石の現場。施術ばかりではわからない厳しさを感じられて、東北の方々のお気持ちを改めて、ほんの少しですが現場から伺うことができました。半日でも現場に向かうことができ良かったです。午後の施術、気持ちが同じようで何か変わりそうです。




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セルフヒーリングスタジオTINGARA

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Posted by aritome 千恵 at 02:37│Comments(0)ボランティア活動
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