2012年03月09日
ガーリーとマイカ
昨日の釜石でのボランティアの続きです。今日は明後日の3月11日にお伝えしたいアメリカの青年マイカのメッセージの前に、彼の友人であるガーリーとの出会いを書きたいと思います。
ハードな作業は昨日のブログに書いた通りです。ところが22歳の中国系アメリカ人の学生の青年が女の私達より動かない。ホントに歩かないので雨で濡れて重くなった大量の枝を、リレーしていても隣の私は手前の人から枝を受け取り、彼に渡すまでかなり歩かないと手渡しできない…全く近寄ってくれないのです。
1回目の休憩では被災者の方を3人でほぐさせていただき、2回目以降は他のボランティアの方も両腕が疲れてきてると思いほぐさせていただきました。
その青年はガーリーといいます。ガーリーの上腕に触れた途端、ううぁぁ!硬い!ひどい筋肉痛…
彼は今日でボランティア3日目。あまり運動とかはしないタイプの学生に見えましたから初日、2日目と相当、現場の作業がきつかったのでしょう。日本のために、東北のためにアメリカの青年の腕の痛み、悲鳴が伝わってきました。
『ガーリー、サンキュー。日本のためにありがとうね…』と小声でお礼を言いました。
ガーリーは気にしないで…という顔をしてみせてくれました。
私は海外の災害に対し、テレビで見るだけで終わっていたことが恥ずかしくなりました。22歳でこの行動力と優しい気持ちに頭が下がりました。
ガーリーは腕が楽になったのか、ハニカミながら喜んでくれました。
ランチも釜石の海鮮丼と刺身を一緒に食べに行きました。私達は25時間でまた横浜に戻るのですが、彼は5・6日くらい岩手で頑張ってくれるそうです。釜石の美味しいご飯を食べてもらわないと日数で足りてない日本人がお礼しても足りない気持ちでした。
こんな海外の学生達も東北のために泥まみれになって頑張ってくれています。私もいつか海外にボランティアに行きたいと思えるようになりました。そんな人間になりたいと思いました。
ガーリーが岩手のボランティア活動を同じ学校のマイカという友人に話してくれ、翌月の11月と2月にマイカがNPO handsさんを通して岩手にボランティアで来てくれたそうです。
大人しそうなガーリーでしたが友人達に話してくれたのでしょう。学校でボランティアの精神がリレーされているようです。先月、英語も堪能な和田君からその話を聞いて、またまたガーリーに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
あれから3月11日で1年になります。ガーリーの友人のマイカから学校の友人に向けたメッセージをぜひ読んでいただきたく、和田君のご好意でこのブログでも発信させてもらえることになりました。
2日後、私が何かを書くよりも、国も違う青年が感じた純粋な気持ち、被災地東北と被災者の方々への想いを読んでいただこうと思います。
私も微力ですが、ガーリーのように仲間が何人か来てくれました。この活動はまだ続けていきますが8人の仲間が東北岩手に来てくれました。ありがとうございます!
微力でも皆がこういう形でリレーできたら、きっと東北に少しでも早く、笑顔になれる日が来ると思っています。もうすぐ春がやってきます。東北の皆様にも少しでも春らしい気持ちを迎えていただきたいと祈るばかりです。
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Posted by aritome 千恵 at 01:09│Comments(0)
│ボランティア活動
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